2020.09.09[company ]
サステイナブルマテリアル・プロダクトブランド「commpost」
生産背景の見学が可能なブランド発信拠点の誕生
株式会社アーバンリサーチによる廃棄衣料をアップサイクルしたサステナブルマテリアル・プロダクトブランド「commpost (コンポスト)」。
2020年9月11日、URBAN RESEARCH DOORSの旗艦店である南船場店に、“commpost”ブランドの世界観を伝える場として、同ブランド製品の生産を行う空間を来店者が直接見学できるオープンスペースが誕生します。
廃棄衣料がアップサイクルされ、循環型のプロダクトに生まれ変わる過程を、体験を通じて共に学んでいけるフロア作りを目指し、店舗二階フロアの一部およそ50平米をリニューアルいたします。
古材やアンティークの什器を基調とする同フロアでは、“commpost”のフルラインナップの展示販売だけでなく、現在の社会環境に配慮をした常設ワークショップというコト体験の場も設けます。
今後、実店舗ならではの担当者による外部からの見学・案内も受け付けていく予定です。
サコッシュ作りワークショップ
第一弾として開催するワークショップは廃棄衣料をアップサイクルしたシートでつくるサコッシュ作りワークショップ。
株式会社 アーバンリサーチによる野外フェス“TINY GARDEN FESTIVAL”でも人気を博したコンテンツです。
【参加費】
¥1,000 (税込) / 1名 ※サコッシュ1点の料金込
【参加方法】
店頭にて随時受付しております
店舗の衛生管理体制・サービスの一部変更に関するお知らせ
弊社では新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う対応として、お客様の安全・スタッフの安全を考え、店舗についての衛生管理体制・サービスを一部変更いたします。
ワークショップに関しまして、参加終了ごとにテーブルや工具など、お客様が触れる箇所の消毒を実施いたします。
またお客様におかれましても、ワークショップ参加時のマスク着用・手指消毒について感染症対策にご協力いただきますようお願いを申し上げております。
> 詳しくはこちら
commpostについて
共有、共同、常識、良識を意味する「common (sense)」と郵便・提示する・標柱を意味する「post」を組み合わせた造語。
敷居が高いと思われがちな「アップサイクル」という考え方に、ファッションの分野から、スタイルのある新しい価値や考え方を提示していく。これからの地球環境や人のはたらき方・暮らし方に対して、新しい常識を示していきたい。そんな想いから誕生したサステナブルマテリアル・プロダクトブランド。
異なる素材(品質)が混合していて、素材分別が容易ではない衣料品のアップサイクル。同社は、素材分別が難しい廃棄繊維を色で分けて付加価値のある素材にリサイクルする研究を行っている「Colour Recycle Network (カラーリサイクルネットワーク)」との協働によって、新素材と新製品を研究開発しました。
障がい者雇用の促進を目指し設立された子会社「株式会社URテラス」にて商品の生産を行っています。
commpostでは2018年11月に第一弾である「MULTIPURPOSE BAG (マルチパーポスバッグ)」を発売して以降、革小物メーカーITTI (イッチ)とコラボレーションしたトートバッグやiPhone CASEの取り扱いも開始しています。 今後もサステナブルでデザイン性にも優れた新素材・新製品の企画・開発を推進していく方針です。
> Tissue BOXについて
> MULTIPURPOSE BAGについて
> iPhone CASEについて
※2020年9月現在 下記店舗にて使わなくなったcommpost製品の回収を行っております。
【回収店舗】
・ URBAN RESEARCH 各店
・ URBAN RESEARCH DOORS 各店
※ FORK&SPOON URBAN RESEARCH DOORS 店舗で回収は行っておりません。
・ SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH 各店
・ URBAN RESEARCH Store 各店
・ URBAN RESEARCH warehouse 各店
【事前確認へのご協力のお願い】
お手数ではございますが、店舗にお持ちいただく前に、回収可能な製品の事前確認へのご協力をお願いいたします。
※ 土などの付着雑物がある場合は、回収にお持ちいただく前に水などで軽くすすいでからお持ちください。
※ 対象外の製品に関しては、お引き取りできかねます。
※ ご郵送での回収は行っておりません。
※ 家具製品の回収は行っておりません。
SDGsへの取り組みとして
アーバンリサーチは、国際社会の一員として、積極的にSDGsを支援します。
SDGs (エスディージーズ)とは?
SDGs (持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで採択された、「誰一人取り残さない」(leave no one behind)、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のための、2030年を年限とする17の国際目標です。
アーバンリサーチは、国際社会の一員として、積極的にSDGsを支援します。
commpostの場合
障がい者をはじめとした就労困難者の雇用が生まれます
障がい者や働きづらさを抱えた人々に就労の機会を提供することを通じて社会参加を促していくことを目指しています。持続可能な経済成長の実現のため、包摂的で働きがいのある仕事づくりを行っていきます。
衣料 / 古繊維をアップサイクルし、持続的に活用できる革新基盤を構築します
パートナーシップで共同開発を行い、研究から商品化を実現することで廃棄衣料や古繊維をアップサイクルしやすい基盤を構築します。素材開発を行うことで、安定的な基盤を目指します。
持続可能な生産と消費のパターンです
「売れなくなった商品を廃棄しない」 という当社、「使わなくなった製品を捨てない」という消費者の行動から始まる、しくみです。
環境を守ることができます
カラーリサイクルの循環を構築することで、CO2の排出を抑制することを目指しています。温室効果ガスの排出量を抑えることで、気候変動の具体的な対策となります。
協働で付加価値を創造するプラットフォームです
当社、NPO、大学、他企業、そして生活者一人ひとりの理解と協力によりカラーリサイクルの商品が生まれます。
Colour Recycle Networkについて
2015年4月、京都工芸繊維大学大学院 木村照夫教授(現名誉教授)をプロジェクトリーダーとして発足。
当時、同研究室に在籍していた内丸もと子(テキスタイルデザイナー)が提案した素材分別が難しい廃棄繊維を色で分けてリサイクルする「カラーリサイクルシステム」をコンセプトに、デザイナー、研究者、成形加工業、故繊維業、素材メーカー等がネットワークを組んで、廃棄繊維から付加価値のあるプロダクトを開発している。
USA等海外の学会でも研究成果を発表している。
株式会社 URテラスについて
株式会社 UR テラス(本社:大阪府大阪市、代表取締役 萩原佳子)は、障がい者雇用の推進と拡大を目的に株式会社アーバンリサーチの子会社(特例認定申請予定)としして設立をしました。業務をマニュアル化・バリアフリー化するなど、働きやすい環境づくりを行い働くみんなが前向きにチャレンジできる場所を提供してまいります。