2021.03.08[company ]
第三回GREEN DOWN PRODUCT DESIGN COMPETITION 受賞作品発表
株式会社 アーバンリサーチが主催し、実施いたしました「GREEN DOWN PRODUCT DESIGN COMPETITION」。
2020年12月5日まで、学生の皆様を対象に「GREEN DOWN」を使用した製品のデザインを募集し、学生の皆様が関心を持ってくださり、多くのご応募をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。
今回は、WEAR部門とGOODS部門に分け、各部門から最優秀賞、入賞、特別賞作品(GOODS部門のみ)を選出いたしましたので、お知らせいたします。
WEAR部門
最優秀賞
池上 葵さん
京都女子大学
【作品名】
omoinomamani
【コンセプト】
リバーシブルで着られる、正方形ダウン。
環境について考えていたとき、1年間の廃棄衣料の量を知りました。そこで、廃棄の面と、一つのものを長く大切に着てもらうということに着目し、デザインしました。
・廃棄の面:形を正方形にし、製作工程で裁断クズを出さないようにしました。ジャンプホックとボタンで立体的な形に変化し、何通りもの着方を楽しんでいただけます。
・長く着てもらうという面:洗濯や重力による羽の偏りを少しでもなくし、長持ちさせるよう、ステッチを格子柄にしました。お家で肩掛けや膝掛けとして使っていたものを、さっと形を変えてお出かけもできるワンマイルウェアとして使っていただけます。
入賞
伊丹 暁音さん
大阪文化服装学院
【作品名】
BE BORN
【コンセプト】
Green Down Projectによって生まれ変わったダウン製品をたくさんの人に知ってもらいたい。そんな気持ちを込めて“BE BORN”をテーマにデザインしました。
襟は取りはずしを可能にし、Vネックのダウンジャケットとしても着ることができ、襟だけをファッションのワンポイントとして使いこともできます。毎日のコーディネートがより一層楽しくなるようなダウンジャケットを提案したいです。
入賞
鎌田 未波さん
東京造形大学
【作品名】
ライトウォームショートダウン
【コンセプト】
再生羽毛を使用したショート丈のダウンジャケットの提案。
再生羽毛の特徴でもある、二度目の洗浄により通常の羽毛より純度が高く綺麗で軽量というメリットに着目しボリューム感のあるダウンジャケットをデザイン。ショート丈にすることで縫製時にかかる布の量を最小限に。
実際に身に着けることで暖かさと共にSDGsの活動の一部となること、改めて環境について考えてもらうきっかけとなることを目標とする。
GOODS部門
最優秀賞
陳 韶英さん
上田安子服飾専門学校
【作品名】
IKIHSORUF
【コンセプト】
コロナウイルスの影響で、室内より、室外で過ごした人が多いです。外でご飯を食べるとき、特に冬の時期、冷たい金属パイプ椅子や地面などに座りたくないとき、こちらのアイテムが役立ちます。
お弁当を入れ、ダウン素材の保温性を活かしたり、バックルと長さ調整可能のテープがついている為、普通のふろしきより多くの用途で使用できると思います。
特別賞
名蔵 愛美さん
大阪文化服装学院
【作品名】
グリーンダウンサコッシュ
【コンセプト】
ダウンジャケットの温かさから、そのポケットだけでも十分活躍するのではないかと考えました。ポケットを主役にすることでダウンの艶感やフォルムがデザインの一部になっているところがポイントです。
ハンドウォーマーやポケットとしての利便性を高めるために、中にカイロポケットもつけました。ダウンの重みに負けないよう本体は厚みのあるウレタン製を考えています。
各部門の最優秀賞・特別賞に入賞された作品は、2021年10月頃より株式会社 アーバンリサーチの店舗・公式オンラインストアにて販売を予定しております。
多くのご応募をいただき、誠にありがとうございました。