2019.07.18[company ]
サステイナブルマテリアル・プロダクトブランド「commpost」
廃棄衣料をアップサイクルしたiPhone CASEが登場
株式会社 アーバンリサーチより廃棄衣料をアップサイクルしたサステナブルマテリアル・プロダクトブランド「commpost (コンポスト)」の第二弾「iPhone CASE (アイフォンケース)」がデビューいたします。
発売は2019年7月19日(金)。対応サイズは、「6s / 6 / 7 / 8共通」と「X / Xs共通」の2サイズ展開。
異なる素材(品質)が混合していて、素材分別が容易ではない衣料品のアップサイクル。同社は、素材分別が難しい廃棄繊維を色で分けて付加価値のある素材にリサイクルする研究を行っている「Colour Recycle Network (カラーリサイクルネットワーク)」との協働によって、新素材と新製品を研究開発しました。
今回のiPhone CASEは、高い技術によるプラスチック製品の企画販売を行う「株式会社 河島製作所」を含めた3社での共同開発により実現。全て日本国内で生産されています。
ファッションには欠かせないアイデンティティである“自社製品の色味”を生かしたプロダクトは、単なるリサイクルではなく、その息吹を残しつつ全く新しい製品へと生まれ変わります。
また、サステナブルなマテリアルとプロダクトの開発・生産を目指し、同ブランドの素材・製品の生産過程における障がい者をはじめとする就労困難者への雇用の場も拡がっています。
commpostでは昨年11月に第一弾である「MULTIPURPOSE BAG (マルチパーポスバッグ)」を発売。
今回の第二弾「iPhone CASE」に加え、今後もサステナブルでデザイン性にも優れた新素材・製品の企画・開発を推進していく方針です。
「commpost」について
共有、共同、常識、良識を意味する「common (sense)」と郵便・提示する・標柱を意味する「post」を組み合わせた造語。
敷居が高いと思われがちな「アップサイクル」という考え方に、ファッションの分野から、スタイルのある新しい価値や考え方を提示していく。
これからの地球環境や人のはたらき方・暮らし方に対して、新しい常識を示していきたい。そんな想いから誕生したサステナブルマテリアル・プロダクトブランド。
commpost: iPhone CASE
「6s / 6 / 7 / 8共通」と「X / Xs共通」の2サイズ展開の「iPhone CASE」は、ユーザー個々のアイデンティティが出やすい身近なツール。 同製品を身につけてもらうことによって、ファッション業界の生み出す廃棄衣料をはじめとする様々な課題について、少しでも考えるきっかけになればという願いが込められています。
同製品には、衣類を色材ならびに強化繊維として使用した樹脂成形素材が使用されています。ファッションには欠かせないアイデンティティである“自社製品の色味”を生かしたプロダクトは、単なるリサイクルではなく、その息吹を残しつつ全く新しい製品へと生まれ変わりました。
素材の特性上、色の表情や繊維のムラなど多少の個体差があるのも雰囲気があり魅力の一つ。
また、生産までのプロセスにおいて、障がい者をはじめとする就労困難者の雇用も創出しています。
同製品は、色味ごとに循環するカラーリサイクルによってリサイクルが可能。長く使われるデザインを目指していますが、万が一不要になった際を見据え、回収窓口も設けています。
【回収窓口】URBAN RESEARCH DOORS 各店
※FORK&SPOON URBAN RESEARCH DOORS 店舗で回収は行っておりません。
commpost
iPhone CASE commpost
[ DC93-4BJ001 ] 6s / 6 / 7 / 8 共用 [ DC93-4BJ005 ] X / Xs 共用
Col:Beige / Navy / Black / Wine / Brown
Price:¥1,500+tax
commpost
iPhone CASE maru
[ DC93-4BJ002 ] 6s / 6 / 7 / 8 共用 [ DC93-4BJ006 ] X / Xs 共用
Col:Beige / Navy / Black / Wine / Brown
Price:¥1,500+tax
commpost
iPhone CASE CASE MY POST
[ DC93-4BJ003 ] 6s / 6 / 7 / 8 共用 [ DC93-4BJ007 ] X / Xs 共用
Col:Beige / Navy / Black / Wine / Brown
Price:¥1,500+tax
commpost
iPhone CASE fukidashi
[ DC93-4BJ004 ] 6s / 6 / 7 / 8 共用 [ DC93-4BJ008 ] X / Xs 共用
Col:Beige / Navy / Black / Wine / Brown
Price:¥1,500+tax
【発売日】
2019年7月19日(金)
【初回お取り扱い店舗】
URBAN RESEARCH DOORS 新潟ラブラ万代2店、二子玉ライズ店、ららぽーと立川立飛店、町田モディ店、テラスモール湘南店、ららぽーと柏の葉店、イーアス つくば店、ららぽーと富士見店、イオンモールナゴヤドーム前店、グランフロント大阪店、南船場店、なんばパークス店、くずはモール店、イオンモール京都桂川店
KBFBOX 天王寺MIOプラザ店、西宮ガーデンズ店
取り扱い店舗は予告なく変更する場合がございます。予めご了承くださいませ。
SDGsへの取り組みとして
アーバンリサーチは、国際社会の一員として、積極的にSDGsを支援します。
SDGs (エスディージーズ)とは?
SDGs (持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで採択された、「誰一人取り残さない」(leave no one behind)、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のための、2030年を年限とする17の国際目標です。
commpostの場合
障がい者をはじめとした就労困難者の雇用が生まれます
障がい者や働きづらさを抱えた人々に就労の機会を提供することを通じて社会参加を促していくことを目指しています。持続可能な経済成長の実現のため、包摂的で働きがいのある仕事づくりを行っていきます。
衣料 / 古繊維をアップサイクルし、持続的に活用できる革新基盤を構築します
パートナーシップで共同開発を行い、研究から商品化を実現することで廃棄衣料や古繊維をアップサイクルしやすい基盤を構築します。素材開発を行うことで、安定的な基盤を目指します。
持続可能な生産と消費のパターンです
「売れなくなった商品を廃棄しない」 という当社、「使わなくなった製品を捨てない」という消費者の行動から始まる、しくみです。
環境を守ることができます
カラーリサイクルの循環を構築することで、CO2の排出を抑制することを目指しています。温室効果ガスの排出量を抑えることで、気候変動の具体的な対策となります。
協働で付加価値を創造するプラットフォームです
当社、NPO、大学、他企業、そして生活者一人ひとりの理解と協力によりカラーリサイクルの商品が生まれます。
Colour Recycle Networkについて
2015年4月、京都工芸繊維大学大学院 木村照夫教授(現名誉教授)をプロジェクトリーダーとして発足。
当時、同研究室に在籍していた内丸もと子(テキスタイルデザイナー)が提案した素材分別が難しい廃棄繊維を色で分けてリサイクルする「カラーリサイクルシステム」をコンセプトに、デザイナー、研究者、成形加工業、故繊維業、素材メーカー等がネットワークを組んで、廃棄繊維から付加価値のあるプロダクトを開発している。
USA等海外の学会でも研究成果を発表している。
株式会社 河島製作所について
創業34年、現在は発祥の地である大阪府東大阪を拠点に、高い技術によるプラスチック製品の企画・製造販売をおこなっている。
様々なお客様からの生産対応に加え、オリジナリティのある自社商品の企画開発から、金型製作、射出成形等、プラスチック製品全般の製造・出荷までを一元的におこない、日本国内での生産にこだわった高品質なものづくりで様々な商品を提供している。