2020.09.29[company ]
第75回国連総会にて「The Valuable 500」加盟に伴う弊社代表のコメントを発表しました
障害者のインクルージョン推進に取り組む世界的な活動「The Valuable 500」。
2020年9月28日(月)、「The Valuable 500」 は、75周年を記念する国連総会において、326社の世界的な企業が障害者のインクルージョンに取り組んでいることを発表しました。
その中で、新たに参加したオーストラリア、日本、南米、中東、ヨーロッパ、インド、アメリカの企業にスポットライトを当て、各最高経営責任者より寄せられたコメントを紹介しています。
(以下プレスリリースより抜粋)
国連事務総長の代弁者 Eddie Ndopu氏よりコメント
「Valuable 500は、私たちが待ち望んでいた転換点のきっかけとなりました。障害のある人々は13億人おり、今こそ世界は、この粘り強く、機知に富んだ社会層で、生きた経験を認識し、実証する時です。私たちは、ビジネスが変革の原動力であることを知っています。だからこそ、障害者活動家として、また事務総長のSDGs代弁者の一人として、この変革を目の当たりにすることは大きな喜びです。より多くの企業が、私たちがすでに真実であると知っている、障害を持つ人々が優秀で、素晴らしく、価値のある人々である、ということを認識することを望みます。」
The Valuable 500の創設者 Caroline Casey氏よりコメント
「障害者のインクルージョンは、単に「あれば良い」ではなく、SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けてかなり大きな部分を占めます。このことを考慮すると、グローバル企業ではSDGsの達成をしっかりとリーダーシップ課題の中に組み込み、新型コロナウイルス感染症の回復に向けて、再編成と再評価を行うことがこれまで以上に必要となります。
その一環として、障害者のインクルージョンは、単に多様性とインクルージョンのイニシアチブとして孤立させることはできません。これはビジネスの持続可能性の議題として不可欠であり、障害者のインクルージョンに明確に焦点を当てたもの以外のSDGs達成にも役に立ちます。これは世界中の産業において、SDGsを達成するための仕事に大きく貢献できる、巨大なコミュニティの才能と可能性を解き放つことを意味します。私たちは性別、人種、階級、障害の間の交差性の重要な問題を見落としてはなりません。私たちは、上下の優先順位をつけず、それらが日常的に交流し影響を与えられるよう共に取り組まなければなりません。
私たちは 「The Valuable 500」への加盟の勢いが世界的なパンデミックの間中ずっと続き、企業が耳を傾け、世界的により包括的な社会を作るために行動を起こしていることを示していることを喜ばしく思います。我々は、ビジネスを再生し、再構築するユニークな機会となるこの重要な転換点において、新たなメンバーが参加することを心から歓迎します。」
株式会社アーバンリサーチ 最高経営責任者 竹村幸造よりコメント
「障害のある方もそうでない方も、ビジネスプロセスにおけるインクルージョンと多様性を高めるため、The Valuable 500に参加できることを嬉しく思います。本社内にある子会社「株式会社URテラス」では、従業員のキャリア開発の過程で必要となる支援や、働きやすい職場環境を提供しております。日本のファッション業界における私たちの役割は、創造性と想像力を駆使し、このムーブメントに貢献することだと考えています。」