(1) 使い捨て備品等の削減・廃止について

当社は、2019年12月にSDGs基本方針「3C」※1 を公表。方針のひとつに「Clean Earth 地球環境負荷の軽減」を掲げ、以後、ペーパーレス化の推進や、ショッピングバッグの素材を環境配慮素材に変更するなどの施策に取り組んできました。この度、従業員の環境意識の高まりから「使い捨て品」に対する取り扱いについて見直しを進め、下記内容において削減および廃止が決定いたしましたのでお知らせいたします。

廃止対象：不織布・ショッピングバッグ留めシール・エアーキャップによる過剰包装

商品お包み用の一部資材の使用を終了いたします。これらは、現在の在庫分が無くなり次第、順次使用を終了いたします。
尚、商品梱包時において当社主導で過剰にしていると思われる包装は全社的に廃止していくことで決定いたしました。
※ お客様よりご希望いただいた場合のみ代替品の使用を予定しています。

削減対象：ショッピングバッグ・プラスチックハンガー・不織布性ギフト巾着

お客様へマイバッグのご持参を呼びかけるとともに、レジにてショッピングバッグをお断りいただいた方へ「GREEN POINT」※2サービスの促進強化を図ります。
また、物流におけるプラスチック製ハンガーについては、使用削減を目指します。可能な限り自社倉庫への納品時に使用しているハンガーの削減から取り組み、商品の品質を保つためにハンガーを使用した納品が必要な場合には、環境配慮素材のハンガーを採用することを検討しています。
不織布製ギフト巾着については、今後、環境配慮素材へと置き換えていく方針です。
※ ギフトラッピングは無料サービスとしてご提供しております。(一部有料サービスあり)

(2) アーカイブ品の販売強化について

当社ではこれまで、シーズンをすぎた商品は店頭から物流倉庫へと引き戻し、アウトレット事業部等へと再分配し販売してきました。
今後は、物流スペースの確保や配送エネルギーコストの削減を鑑み、それらの商品をアーカイブ品として全社的に販売を強化するため、取り扱い店舗を拡大します。これにより、店頭における製品の販売期間を少しでも長く持たせ、物流における滞留在庫ゼロを目指します。
また、SDGs目標12「つくる責任つかう責任」の達成に向け、新商品における生産量も全社的に見直しており、在庫量の適正化に向けた施策を本格的に開始します。

(3) リユースハンガーの販売について

当社では、各ブランドのオリジナルハンガーを製作し使用しています。
しかし、仕様変更や閉店店舗の引き上げなどの理由から、店舗での役目を終えたハンガーが多くあり倉庫で保管しておりました。
ハンガーにもう一度ハンガーとしての役割をあたえたい。その想いから、一部ブランドにて先行して販売していたリユースハンガーの取り扱い店舗を11月上旬より拡大いたします。
製造し使用した責任をはたすため、資源の有効活用を目指すとともに、洋服を良いハンガーで保管することで一着を長く着ていただくよう提案したいと考えています。

価格：¥110 (税込)

※1 3Cについて

当社は、国際社会の一員として、積極的にSDGsを支援しています。
中でも頭文字が『C』から始まる次の3つのテーマを中心に、アパレル企業視点で個性を生かした取り組みを推進しております。

1. Clothing Innovation 衣料資源の有効活用
▼取り組み内容
1-1. サステナブル素材の活用
1-2. 生産量の適正化
1-3. アップサイクルの推進

2. Clean Earth 地球環境負荷の軽減
▼取り組み内容
2-1. 従業員の環境に対する意識向上
2-2. 環境問題に関するお客様との価値共感
2-3. 環境にやさしいオフィスづくり

3. Community Building コミュニティの形成
▼取り組み内容
3-1. 地域の技術や特産品を活かしたモノづくり
3-2. 異業種や自治体・NPOなど多様なビジネスパートナーシップ
3-3. 人々が集まり価値を共有できる場所づくり

参考：2020年度 SDGs年次活動報告書

※2 GREEN POINT

アーバンリサーチグループでは、ご購入の際にショッピングバッグをお断りいただいたUR CLUB会員様に“GREEN POINT”としてUR CLUBポイント 10ポイントプレゼントしております。